門川大作OFFICIAL

活動日記

2020.10.18
伝統工芸の確かな技術を基礎に、豊かな感性、創造力溢れる作品に改めて感服!人間国宝 森口邦彦さんの展覧会、「友禅/デザイン~交差する自由へのまなざし」を拝見。ロンドン、ニューヨークなどに所蔵されている作品も展示せれ 大変なご尽力にも敬意。森口さんとはお住まいも近くで、今日はお孫さんにもお会いできました。@京都国立近代博物館。

森口さんは京都市生まれ、京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)をご卒業後、パリに留学しグラフィックデザインを学ばれます。帰国後、父・森口華弘氏(人間国宝)の下で友禅の特徴的技法「蒔糊」を学び、以後、各展の受賞を重ねられ、2001年には紫綬褒章、2007年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に。グラフィックデザインと幾何学文様を大胆に組み合わせ、伝統工芸の「友禅」に留まらない新しい表現を追求しながら、後進の指導と育成にも尽力されています。
昨年5月に入洛されたマクロン大統領は森口さんに会うことを熱望され、森口さんの工房を訪問。通訳を介さずフランス語で作品や製作工程を紹介され、大統領も感激されたとのこと。
まさに京都、日本、世界の宝!本日の展覧会でもその創造的な作品を拝見し、改めて感銘!
益々のご活躍を心から祈念。深謝。


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