門川大作OFFICIAL

活動日記

2021.03.11
あれから10年。東日本大震災から学び、持続可能で誰ひとり取り残さない、平和で包摂性ある社会へ。改めて犠牲となられた方々の鎮魂を祈り、被災された方々へお見舞いを申し上げ、復興へ懸命に努力されている皆さんに心から敬意を表します。これからもしっかりと被災地と心をつなぎ、市民ぐるみで息の長い支援に取り組んでまいります。

想像を絶する被害状況をニュースで見て、京都市から直ちに緊急消防援助隊や医療チーム等が現地に出発。
そして幹部会を開き、阪神淡路大震災の支援を教訓に、今 京都市として どんなお役に立たせていただけるか、何ができるか、緊急に 全局・区の職員に提案を求めました。

環境政策局から「災害廃棄物収集運搬チーム」、保健福祉局からは避難所の衛生対策に保健師等、教育委員会からは教員やカウンセラー、都市計画局、建設局からは応急危険度判定士等、上下水道局からは給水チームや下水道の点検チーム、動物園からは現地の動物園支援など続々と・・・。市立芸術大学からは 少し落ち着けば是非被災に!とも。
国や現地からの支援要請がまだ来ない段階で、職員はそれぞれ 10日間分の食料や水、野営テントを持参し、現地に一切の負担をかけない「自己完結型」の支援を実施。これは阪神淡路大震災の支援から学んだ教訓です。
市民の皆さん、企業、大学等からも多くのご支援の声。多くの支援物資、また京都大学と連携した災害ごみのリサイクルなど、市民ぐるみで支援に取り組んできました。
仙台市長等とも連絡を取り合い、現地では仙台市災害対策本部の近くに京都市の災害対策本部を設置。これまで述べ1,709名の職員を派遣(全市職員の1割以上が 被災地での支援の経験者に)、短くて1週間、長くて3年。幅広い被災地の市町での支援に従事するとともに、被災者の京都市への受入れにも取り組んできました。
命と絆を大切に。現地に足を運んだ市民、職員は、どんなときも前向きに挑戦される被災地の皆さんの、この10年の取組から多くのことを学ばせていただき、京都の安心安全なまちづくりに役立てさせていただいています。感謝に堪えません。
私も直後の4月当初から、何度も現地を訪問。復興に向け取り組まれる地域の方々の力強さ、同時に、福島での風評被害など厳しさも実感。
以後、全国で様々な自然災害が発生し、今はコロナ禍が猛威を振るっています。
日本は、長い歴史の中で、疫病や自然災害を「地域の絆」、「人間力」で克服し、より魅力的なまちづくりを実践してきました。
文化庁が機能を強化し京都に全面的に移転します。
生活文化、地域コミュニティを大切に、文化で社会的課題を解決し、文化で日本中を元気にする。この政府の英断をしっかり踏まえつつ、東日本大震災から学び、またコロナ禍に学び、持続可能で誰ひとり取り残さない、平和で包摂性ある社会へ、決意を新たに。
改めて、犠牲となられた方々の鎮魂をお祈りしますとともに、復興へ懸命に努力されている皆さんに心から敬意を表します。
これからもしっかりと被災地と心をつなぎ、市民ぐるみで息の長い支援に取り組んでまいります。