門川大作OFFICIAL

活動日記

2020.08.26
コロナ禍により一層厳しい状況の伝統産業界で、新たな取組に果敢に挑戦!高い志、斬新な発想と行動力、実に心強いです!。西陣坐佐織代表 佐竹美都子さん、大西常商店若女将 大西里枝さんと鼎談。

佐竹さんは都市銀行に入社後、セーリングでアテネオリンピックにご出場、輝かしいメダリスト候補!海外遠征時に「なぜあなたは着物を着ていないの?」と聞かれたこと等で、改めて日本の文化の大切さに気付き、家業を継ぐ決心をされ、西陣坐佐織を設立。
大西さんは、大手通信会社にお勤め後、扇子を彩る「和の色彩」「伝統文様」に魅了され、結婚・出産を経てご実家の大西常商店に。常にお着物(洋服は全て処分)!。次期京都市基本計画の策定にあわせ、ウィズコロナ社会のもと社会課題の解決に挑戦する若者を支援・取組を発信する事業「U35-KYOTO」のメンバーとしても大活躍。
今日はお二人とも素敵なお着物でご参加。伝統をしっかりと継承しつつ、別の業界でもご経験された若いお二人ならではの、型にとらわれず、新たな感性で挑戦される創造的な取組に感銘!
京都の宝、伝統産業。世界中で評価されていますが、西陣織の生産量は最盛期の5.2%、京友禅は2.3%と落ち込み、後継者問題もあり、大変厳しい状況に。さらにこのコロナ禍で大きな打撃を受け、一層厳しく。インターネット調査では12月末までに4割の事業者が存続の危機に直面、西陣織工業組合の調査では7月中旬以降も85.5%が受注が半減以上との結果。
京都市も、伝統産業つくり手支援事業はじめ、新たに挑戦される皆さんを全力で支援。
引き続き、前向きに、力強く取組を進められるお二人をはじめ、大切な伝統産業に従事する皆さんと手を携え、伝統産業の復興に全力を尽くして参ります。

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